ムラサキ

2010年07月12日 月曜日

IMGP1025.jpg IMGP1026.jpg IMGP1027.jpg IMGP1028.jpg

 今日、従弟のハウスに行って見たら、準備をしていました。ムラサキの出荷です。ムラサキは、ムラサキ属の多年草で根は古来より染料として珍重されてきました。飛鳥時代、聖徳太子が定めた冠位十二階の位も、この紫の色の濃さの順だったといわれます。さらに漢方としては紫根と呼ばれ江戸時代の医者花岡青洲の作った傷薬、紫雲膏は今でも使われています。
 私がムラサキを知ったのは、私の母校平舘高校の校章がムラサキの花だったからです。山で家内と二人でムラサキに出会ったのは、もう30年以上も前のことでしょうか。その後、栽培に取り組み、3年ほどかかって、やっと成功しました。その根を使って盛岡の染め屋さんから染めてもらったのが写真の反物です。これが南部紫根染めです。秋田県花輪の人間国宝であった故栗山文二郎氏の染めた反物は1反200万円はしたそうです。その頃は、日本テレビの「ズームイン朝」、岩手放送の「ときめきワイド」、いなかっぺいの、「なぜ魅知国」等のテレビで全国に紹介していただいたものでした。さらに「大阪花の万博」の時に東京調布市からの依頼で、100鉢ほど製作出品して、世界中の人達から、私の作品を見ていただいたこともありましたが、その後、従弟に、種を分け、栽培の仕方を教え、もう今は作っていません。
 従弟はその後、さらに工夫を重ね、去年から少しずつ市場に出荷しています。ムラサキにはセイヨウムラサキを初め大陸のムラサキが何種類かあります。これから教えていこうと思います。今日苗を100本ばかり貰ってきたので、又、植えてみようと思います。